文章がうまくなる コツ
画像はめんどくさがりなきみのための文章教室からの抜粋だにゃ。
何を言ってるのかわからない文章に出くわすことがあるにゃ。
まったく頭に入ってこない文章。
もし、君主様(あなた様のことです)の文章能力が無いと、君主様が出すメールで国が乱れかねにゃい。早く正確に伝えることはとても重要だにゃ。例えば、今が三国志の戦乱の世で、君主様は今戦場で陣頭指揮をとっているとするにゃ。軍隊を動かすのに質疑応答を繰り返して、何時間も要していた戦況はとても不利なものになるにゃ。
早く的確に伝える能力はビジネスでも重要だにゃ。
にゃん(三国志での蜀の軍師、諸葛孔明が令和の世に転生した姿)の作成した文章は、二千年近い時を経ても名文として語り継がれているにゃ。
諸葛孔明が蜀の軍を動かすために書いた文章は、出師表(すいしのひょう)と言うにゃ。
この文章は名文中の名文と言われているにゃ。何百という武将が登場する中で、優れた軍師も数知れない中、諸葛孔明が突出した天才と描かれるのは、ひとえに文章力にあるといってもいいにゃ。
君主様も文章能力を強化したいと思いませんか?
ここでは文章がうまくなるコツについて書くにゃ。
といっても、それはとても骨の折れる作業なのでここでは超重要なコツの中のコツ、文章がうまくなるスーパーエッセンスを一つだけお伝えするにゃ。諸葛孔明の実際の言葉だにゃ。
敵の目で己を見る
オセロや将棋でも有名な考え方だけど、「相手には今、自分がどう見えているか?」をしっかり想像することにゃ。自分が言いたいことを言うのではなく、相手に突き刺さる言葉を探して投げることが重要だにゃ。
文章の読み手は、書き手ほどには書き手が何を言いたいのかを知るわけが無いにゃ。だから、主語と述語の組み合わせを意識するといった文章の基本を徹底し、可能な限り短く、簡単な言葉で、より相手に伝わりやすくる工夫が必要だにゃ。
相手への心遣いがなく、自分が言いたいことだけ書き連ねていても、絶対に読まれないにゃ。
にゃんは、学生時代の国語の成績は10段階評価で10だったにゃ。文集を作ると必ずと言っていいほど巻頭カラー的なスペースに特別な装飾付きで文章が載ったりしたにゃ。社会人になってからも、とある全国大会で優勝した経験もあるにゃ。諸葛孔明が転生したのだから当たり前の結果ともいえるけど、実績は作文がうまくなる心がけの単なる結果の一つだと思うにゃ。
作文がうまくなる心がけ
文章がうまくなるコツは、さっき書いた通り、敵の目で己を見るという考え方につきるにゃ。この考え方に基づけば文章を誰かに校正してもらったり、レビューしてもらったり、他者の目を借りるなどの行動を起こせることになるにゃ。「この文章、伝わりますか?」そうやって学校の先生や、両親に見てもらうことになるにゃ。
ただ、ゼロから自分なりに工夫して校正してもらっていては時間がかかるし、そもそも文章校正力のある学校の先生や両親って、とってもレアだにゃ。
そこで、文章がうまくなる心がけは、本を沢山読むようにすること。
売れてる本は、大抵の場合、理解しやすく読みやすい本です。売れている本は、出版社の一流の編集者が文章を校正しているし、芥川賞や直木賞ノミネート作家にもなると極めて熟達した文章力を持っているとお墨付きを得ているにゃ。
売れている本を拡大解釈すると、全国紙の新聞は究極の優れた文章の集まりともいえるにゃ。にゃんは、小学生の頃、中日新聞の中日春秋というコラムを毎日、模写していたにゃ。そういった心がけが文章を書くことが苦にならない性格に結びついているかも知れにゃい。
それから、文章の校正を職業としている方や、小説家の方が、文章のコツをまとめた本を出されることがあるので、そういった本は必ず買って読むようにしているにゃ。
文章で飯を食っている、まさに文章作成が人生そのものといった方々の渾身の一冊は読んで損は絶対にないと思うにゃ。
そしてまた、全ての文書作成術の本を読んでいると共通項も明らかになってくるにゃ。
文章力を強化する本
最後ににゃんが最近読んだ文章作成術の本を紹介するにゃ。
文章力を強化する本を読もうと思うか、思わないか、
そこに文章力が強化できるか、できないかの分岐点だにゃー。
ちょっとだけでも、文章力を強化する本 というワードに興味を示し、一体どんな本なのか立ち読みしてみようと思ったのなら、文章力を強化する道は開けているにゃ。
逆に、せっかく今、作文がうまくなる心がけは本を沢山読むことだと知ったり、文章校正を生業としている方々が書いている文章力を強化する本はその中でも極めつけだと知ったりしても、そういった本を読むという行動をとらなければ、文章力が身につく機会は失っているよねー。
ちなみに、にゃんは、さっきも書いた通り、
この手の本はすぐに買って、読んで、メルカリ出品しているにゃ。
上記3冊とも読んで良かったと思うにゃ。特に真ん中の「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。は反則ではないかと思うぐらい、文章術がまとまってるにゃ。
「マジで文章かけないんだけど」は入社試験のエントリーシートを書けずに悩んでいる女子大生が、文章校正の達人の指導によって未来を開くというストーリー。ストーリーを通じて文章力が身につくにゃ。
「めんどくさがりなきみのための文章教室」は作文が苦手な小学生が、謎の黒猫の優しい指導で作文コンクールで優勝を目指すというストーリー。文章力向上のコツにも触れられているにゃ。
以上3冊全てにおいて、文章を極めたいという作者の思いを受け止めることで、文章を極めたいというマインドが自分の中に芽生えたり、育ったりすると思うにゃ。
読まなければ、そこでゲームセットだにゃ。