上司を殺す作戦の映画

Last Updated:2022/04/11(月)
在宅での休日出勤。8時から11時40分まで。仕事のあとソファで「アッコにおまかせ!」などテレビを見たにゃ。和田あき子はコロナ陽性で、代わりにものまねの人が出ていたにゃ。ウィルスミスがアカデミー賞10年間出禁になったニュースや元仮面ライダーの役者が万引きして事務所を解雇された話題などをテレビでみたなゃ。どれも、くだらないニュースばかり。

春眠暁を覚えず。というけど昼から眠くて、16時まで昼寝。のどかな昼寝の時間も仕事のことを考えてしまい、夢でもうなされた。もう、大分前から会社を辞めるしかないと結論は出ているのに、会社を辞められない状況でくるしいにゃ。

金曜日の夜にAmazon Primeで見た「モンスター上司」という映画がおもしろかったにゃ。上司に苦しめられている部下が上司を殺そうと計画・実行するコメディ映画です。映画のキャッチコピーは「上司に悩む全ての人に送るです。巷に満ち溢れているクソ上司を殺しましょう、という単純明快なストーリー。人を殺すくらいなら、会社を辞めれば?という部分もしっかり描かれているにゃ。映画には元リーマン・ブラザーズの社員という役柄も登場。元々、世界を代表する大企業に勤めていたとしても、会社が倒産したら生活はとても厳しくなる実情がユーモラスに描かれているにゃ。会社員でいることの安定は捨て難いというのは紛れもない事実で、それ故に、木下ほうか、園子温(そのしおん)といった人ともうまくやっていかなきゃいけない現実があるにゃ。

メルカリで「「説得力」を強くする」が売れたにゃ。もともと上司を説得するために買った本だにゃ。サラリーマンにとって説得力は重要な能力だにゃ。説得力が高ければ、売りたいものを売りたい価格で売り、好きなポジションを獲得し、幸せな人生が開ける。サブタイトル「必ず相手を納得させる14の作戦」とある。「必ず相手を納得させる」というワードが刺さりこの本を購入したにゃ。もし、説得で相手を納得させられたら、木下ほうかにも、園子温(そのしおん)にも自分の体に指一本触れさせずに、演劇や映画での役を手に入れられるだろう。ウクライナでは、一人の犠牲者を出すことなくプーチンにロシア軍を撤退させることができるだろう。もちろん、「必ず相手を納得させる説得」などなく、サブタイトルはあくまで「作戦」があると言っているに過ぎない。しかし、にゃんは「説得力」に飢えていて、この本に食らいついたにゃ。いろいろな作戦を知っておくことは、人生の中で有益だにゃ。

ただ、手を変え品を変え、あらゆる作戦で挑んでも、説得できないことは多分にあるにゃ。もし、説得で解決できるなら、日本に原爆が二つも投下されることもなかったし、ウクライナでのジェノサイド(大虐殺)が行われたりしない。にゃんも本をしっかり読んで論理武装して、上司の説得に挑んだことがあるけど、「おまえは、上司を論破したいのか、ボケが、クズ!」と一蹴されてしまったにゃ。パワハラ上司には論理は通じないばかりか、感情を苛立たせて逆効果になるだけだにゃ。説得することに労力を使うのではなく、どうしたら嫌いな上司から離れられるかを考えて具体的なアクションをとらなきゃ。上司に対しては、説得は通じない。闘争か逃走、あるいは懐に入るかの3択。

木曜日は上司から罵倒され、メンタルは最悪な状態だったにゃ。帰宅してソファーに転がり、上司から罵倒されたことを考えていたにゃ。しばらくして。ネガティブな妄想が浮かんできたにゃ。リアルに描写すると村上龍の小説のようなバイオレンスになるので、割愛。簡単に書くと上司を半殺しにする状況を思い浮かんだにゃ。心臓がバクバクになった。脳に血が上り、過呼吸で倒れるのではないかと思うぐらい興奮状態となった。自分を落ち着かせるために深呼吸をした。暴露系YouTuberのように失うものがなにもなければ、妄想の通りに上司を血祭りにするのも問題解決の一つの案だにゃ。でも、暴力はよくない。ウイルスミスの平手打ちですら最悪。

そんないきさつもあり、「上司 殺す」で探した映画が冒頭の「モンスター上司」。大爆笑のコメディ。今、続編の「モンスター上司2」を、Amazon Primeで傍で見ているけど、またもや嫌なヤツの代表的なキャラが登場。説得してどうにかなる相手ではない場合の対処方法は映画や小説で見て擬似的に問題解決しちゃおう。

昼間寝たこともあり、まだ眠くないにゃ。今、月曜日の午前2時7分。