期末の人事考課面談

Last Updated:2022/04/23(土)
7時20分起床。18時00退社。20時からオンライン飲み会があることをすっかり忘れていて、20時半に風呂の中で思い出したにゃ。お風呂を切り上げて21時にオンライン飲み会に参加。23時ごろまで盛り上がる。にゃんは、もっぱらオーディエンス。聴いているだけにゃ。

オンライン飲み会はいろいろな会社の人が集まって親睦を深める趣旨のもの。にゃんが勤めている会社からはにゃんだけが参加。他社の事情を知ることのできる機会なので、にゃんは毎回参加し、散開するまで居座ることにしているにゃ。話題はたわいもない種々雑多。今回印象に残ったのは、上司の資料作りのレビューが厳しくて悩むといったものだった。上司のレビューが厳しいという悩みは、一般的なものだと改めて思ったにゃ。

上司のレビューの厳しさを因数分解。嫌なこと順。1位、パワーハラスメント。「バカ、なんでお前は頭が悪いんだ、俺の素晴らしい考えの下にひれ伏せ、この愚民が。」かなりの確率で、資料をチェックする立場の人は、資料ではなく資料作成者の人格の否定に走る。2位、ちゃぶ台返し。レビューは最低でも2回は繰り返す。2回目以降のレビューでは1回目のレビュー指摘事項が正しく修正されていることを確認する。この2回目以降のレビューでよく起こるのが、上司による前言撤回。「バカ、なんで、ここがそうなるんだ、逆、逆、逆。」となる。3位、終わりなきレビュー。1位と2位の内容が時には1ヶ月も続く地獄。大企業であればあるほど、そのレビュー地獄の地獄度が強いように複数企業が入れ混ざったオンライン飲み会での参加で気付くにゃ。ただ、にゃんが抱えるレビューでの悩みは1位〜3位よりも根本的に致命的なもの。それは、上司の方が間違っていると確信してしまっていること。例えば、文章に関して。にゃんはブロガー志望。だから、文章術に関する本をたくさん読んでいるにゃ。伝わる文章作りの原理原則は心得ているつもり。文は短く。文と文のつなぎに「が」を濫用しない。原理原則に従い機械的に簡潔にしてる文章に、上司は赤ペンをいれる。文章をこねくり回した結果、文と文のつなぎの「が」特盛の、超絶長くて主旨のぼやけた文となる。「ぼくはイヤだ!」欅坂46の不協和音には短いフレーズで主張が論じられているにゃ。不協和音というタイトルと、「ぼくはイヤだ!」のフレーズで主張は明確だにゃ。そういった、論点が明確で、記憶にのこる資料作りをにゃんは心がけているにゃ。依頼の資料であれば、最後にはチェックリストのページを設けるように工夫している。資料を受け取った方の目線で、自分がやらなければならないことが簡潔なリストになっているのはありがたいと思うから。そういった創意工夫をパワハラとちゃぶ台返しの無限ループのレビューで破壊されていくことに時間を失う不毛さがにゃんはイヤだ。

今日は年度末の期末人事考課面談もあったにゃ。上司からは「オレはお前は、もっとできるヤツだと思うから。」と、にゃんにとっては、不服な低評価を示されたにゃ。評価はWEBシステムに入力されている。技術力、人間力、育成力、改善力など多角的な項目に対して、文章とABCの3段階評価が下される。情報量の多いWEB画面だが、期末評価で見るべき点は1点。21年度の評価はABCの3段階評価でどのレベルなのかといった項目のみ。この項目でボーナスの金額も昇格の順番も決まる。Aを目指して嫌なことにも耐えてきたのにBだった。上司から「言いたいことはないか?」と問われるのが恒例。これまでは、言いたいことを言ってきたが、今日は「いえ、特にありません。」とだけ言った。心の中では「ざけんな、クソが。」と言った。こんな会社の社畜でいる自分への憤りがあった。

変わらなけば。