家賃の二重支払い

Last Updated:2022/04/26(火)
この日記を書いているのは、26日火曜日の0時21分だにゃ。自宅で一人でいる時の気分はずっと憂鬱だけど、今日は特に憂鬱な気分だにゃ。22時からソーシャルネットワークゲームに参加させて頂いたにゃ。大分、笑わせて頂き、メンタルライフゲージは2割ぐらいまで回復。そらにこの行を書きはじめるまでYouTubeで動画を漁ったにゃ。やる気を起こさせたり、気持ちの落ち込みを回復する動画を探したにゃ。毎日のようにYouTubeは見ていて、日本でのモチベーションに関する動画は見尽くしたにゃ。それで今日は英語でmindで検索。モチベーションとは直接は関係ない「アンリアルエンジン5によるスーパーマンのデモ」が検索にヒット。探していた類の動画ではないけど気分転換にはなったにゃ。

それから、さらにいろいろ動画を見ている間に現在午前1時。今日はフレックス退社で16時45分には業務を終え、帰りがけに夕食も外食で済まし18時前には帰宅。

18時40分頃、不動産屋に電話。18時半までの営業時間とのことでしたが、親切に対応してくれたにゃ。憂鬱の種の一つは、新居の入居日に関して折り合いがつかないこと。新築の物件で全室特定の日付で入居日(賃貸料が発生しはじめる日)を合わせたいという貸主の意向で、こちらの都合は聞いてくれない状況。今住んでいるアパートの退去は契約で退去日の一ヶ月前に退去申請が必要なのに対して、新居の入居日は5月半ばを固定で指定。確実に2週間、アパートを2重契約することになる。引っ越しのために1日は重なるのは仕方ないにゃ。引っ越し日に引っ越し元と、引っ越し先のアパートの家賃を払うことは当然。でも、引っ越しが終わった後に、元のアパートの家賃を払うのは無駄遣い以外のなにものでもない。体は一つなのに、棲家が二つで、維持費がかかるなんて、絵に書いた無駄遣い。

引っ越し日を業者と決めてから、新アパートの契約をし、旧アパートの退去申請を行うものかと考えていたにゃ。キリもいいので新居は6月1日に契約したい意向を不動産屋さんに伝えたにゃ。それに対する不動産屋さんの回答にへこみました。不動産屋の回答は「それはできません、このアパートは指定の日に全て統一して契約するというのが家主が決めた条件です。すでに別部屋の何組かその条件で契約していて、今になって家主指定日での統一契約を覆すことは不可能。」といっちもの。確かに、別の部屋ですでに悪い条件を飲んで契約された方がいるのであれば、今さらその条件を覆すのは不可能。

欲しいものがあるのに条件が折り合わず手に入らない。どのようなことにも当てはまる絵に書いたような「残念」な状況。ここ1週間、間取りを机の上において部屋のレイアウトや新しい生活を夢想していたので、本当に残念でならにゃい。メンタルにこたえる。

アパートの賃貸料を2重に支払えば手に入る。その支払いについて考えたにゃ。2週間分の家賃のお金をドブに捨てると考えれば、まさに、その通りでにゃ。まずは、絶対に賃貸料の二重支払いを避けることを考えたにゃ。もし、同じ物件に対してだれもがそんな家主のワガママに金を払えるかと結託できれば、家主の理不尽な条件を飲まずに済み、問題にならない。でも、現実は甘くはない。にゃんの考えるように考える人ばかりではないし、状況も違う。「2週間分の家賃の重複ぐらいは、物件キープ料だ、礼金が1.5ヶ月の好物件だと思えば相応の対価だ。」と考える人もいるし、そもそも2重持ちとなっても気に留める金額にならない状況の人もいる。絶対に賃貸料の二重支払いを避けるための方法はないにゃ。

1日でも早く今のアパートの退去申請することも考えたにゃ。今のアパートの退去日を新しいアパートの入居日に近づけて2重支払い期間を短くする。しかし、結論、現時点ですでに2週間分の重複は確定だにゃ。にゃんの仕事の都合もあるけど、物件の工事が終わって内覧可能になる日や不動産屋の定休日の都合で、内覧日は4月末になるにゃ。内覧してすぐに新居の契約、現在のアパートの解約をした場合、現在のアパートは5月末までは退去できない。どうしても、新居への入居日の5月中から旧居の退去日の5月末までの半月、旧居の家賃を支払うことになるにゃ。

半月も家賃の二重支払いはしたくない。迷った結果、WEBのメッセージ交換の仕組みを使って「とても残念ですが、契約はできないにゃ。」と辞退を申し出たにゃ。引っ越そうと夢見ていたアパートを諦めたことの後悔がメンタルにズシンと来たにゃ。片思いの恋が終わったのと全く同じ心境と言ってもいい。

「残念ですが、承知しました。」不動産屋から返信があった。もしかしたら、契約日の希望を叶えてくれるかもとの淡い期待があったのですが、その灯火も吹き消されました。真っ暗闇になったにゃ。この1週間、何度も工事中のその物件を見に行き、新しい生活を頭に描いていたので、その分、すっぽり、穴が空いた。

希望は裏返って絶望に変わる。

そして、本当の絶望に至って開ける道もある。今まで見えてなかった隠し通路が現れる。不動産屋からの返信に対して、さらに返信したにゃ。「部屋は真剣に探してるので、また良い物件があったらお声がけくださいにゃ。」。すると、またすぐに不動産屋からメッセージが届いた。「にゃんさんが真剣に選んだ物件こそ最高のものです、入居は別にして、一度内覧だけでもいかがですか。」。暁光だった。終わった物語にまだ続きがあった。そんな安堵感があった。すぐに不動産屋に電話した。家賃の二重支払いを不服とするにゃんを納得させる説明を求めた。にゃんの納得が、その先の生活に続くゲートの鍵となる。不動産屋が持ち出した鍵は「2週間の二重支払いは普通で、みんな転居の必要コストと捉えています。」といった「みんなと同じですよ」の鍵でした。にゃんの閉ざされたゲートは微動だにせず。内覧を予約し希望をつないだにゃ。

内覧してから悩めって話だにゃ。