宮部みゆきの小説には癒されるにゃ

Last Updated:2022/07/16(土)
昨夜は9時半に就寝。なんとか、8時半に就寝できるようにしたい。なにかやりたい、なにかやらなきゃという切迫感はあるけど、仕事でクタクタに疲れていて、何かをする気力はないにゃ。

最近、オーディオブックで宮部みゆきの「模倣犯」を聴き始めたにゃ。とても長い長いミステリー。「火車」、「理由」は、発売された頃に小説で読み、人生観を高い位置から見られるようになったにゃ。

高い位置とは身分の上下とかではなく、視座というか、世の中の動きをみる視点の高さ。宮部みゆきの作品は、とにかく人間への洞察が深いにゃ。人の営みを神様とか、世界を俯瞰している存在の目で見られるにゃ。そこに癒しがあるにゃ。

人生にいろいろな苦しみがあるけど、その苦しむ自分を宮部みゆきのような作家が見たらどう思うか。苦しむ自分を取り囲む周囲を見たらどう思うか。そう思うと、自分も悲劇のストーリーを生きる一人の主人公のように思う。

悲劇のストーリーの1ページ1ページを作り、全体として感動につながるように今日を精一杯生きたいという気持ちになるにゃ。