凍結防止剤と融雪剤の違い

Last Updated:2022/12/18(日)
一日一行日記、連続六十日目。

今週は水曜日から雪がパラつくようになったにゃ。まだ、道路に雪は積もっていない。でも、道路の表面でシャーベット状になっていて、自転車で走るとタイヤにまとわりつき重い。

シャーベット状態が一番イヤ。水滴が跳ねる。前輪で跳ねた水滴は顔にかかり、後輪で跳ねたそれは背中にかかる。背中は特殊素材のリュックを背負っていて、それが盾となり被害はないのだけど、顔は無防備。特に目がやられるにゃ。道路には凍結防止剤が撒かれているので、目が腫れる。

凍結防止剤と融雪剤の違い

凍結防止剤と融雪剤の違いは、前者が塩であるのに対して、後者はプラスしてカルシウムも入っている点。正確には融雪剤は塩化カルシウムだにゃ。

凍結防止剤は融点を下げる

凍結防止剤は塩水は凍らないことを利用しているにゃ。海は凍らない。流氷は氷山が溶けたやつなので、海ではないにゃ。北極は特別。

融雪剤は熱も出す

融雪剤は氷が溶ける時に熱も出すので、氷を溶かす即効性が高いにゃ。

凍結防止剤(塩)と融雪剤の違い 検証

ただの塩である凍結防止剤と融雪剤の違いを検証している動画がコチラ。明らかに融雪剤は熱を発して氷を溶かしているにゃ。

塩は鉄を錆びさせる

凍結防止剤も融雪剤も塩の力で凍結を防いでくれるのはいいけど、いいことばかりじゃない。悪いこともある。サビと塩害だにゃ。海辺の街がサビサビなのは潮風に含まれる塩分なのは有名だけど、塩を道路に撒くと潮風に吹かれる町と同じように、車や自電車が錆びる。

だから、まちがっても、自動車や自転車の凍結予防に凍結防止剤や融雪剤を撒いてはいけにゃい。

自動車は塩化カルシウムが発する微弱な熱よりももっと強力な熱を発する。エンジンではガソリンが爆発して、エンジン内部は800度にもなるにゃ。

だから、どれだけ凍てつく冬でもエンジンを始動すれば、15分もすれば雪は溶けるにゃ。

でも、朝や会社の帰宅時、一刻も早く車を動かしたいという時もあるにゃ。そんな時のためのツールがコレ。

ちなみに、にゃんはお金なくて車を売ったので、車が凍結する心配は無いにゃ。懐が凍結しているにゃ。