工事失敗!!工事の前に絶対やっておくべき3つのこと

Last Updated:2023/08/01(火)
最近、会社のシステムトラブルや、新しい設備据付工事のため忙しい日が続いていたにゃ。

設備据付工事は土曜日に無事に終わったにゃ。設備据付工事を委託していた会社のマネジメントが悪く、ギリギリまでいろいろな調整に駆けずり回ることになったにゃ。

ポンコツマネージャーの失敗から学んだ設備据付工事でやるべきこと

「ポンコツマネージャー」と作業の失敗を全部委託先のせいにしてもにゃんこ先生の反省にはにゃらないので、次の工事ではにゃんこ先生がやればたとえ工事委託先のマネージャーがポンコツでも今回と同じ状況にはならなくなることを書くにゃ。
工事の前に絶対やっておくべき3つのこと①体制図、計画表、週次報告は見積に含める
②電源やネットワークなどの配線の実現性確認
③テスト仕様書の2週間前の提出
④安全面で危険が無いかの集団点検

あれ、4つあるにゃ。工事では安全面の確保は常識となっているけど、安全第一というのは鉄板なのでこの記事の主旨とはズレるけど安全への祈りとして④は追加したにゃ。

体制図、計画表、週次報告は見積に含める

今回は工事前日の業務終了時間後にも、工事の委託先から「あれが抜けてました、すみません。」とメールがあったにゃ。

全てが行き当たりばったり。

今回、委託先の会社はにゃんこ先生の努力で5社に対してのコンペティションで厳密に選定したにゃ。

このコンペでの評価項目に「他社での実績があること」を重要視していたにゃ。

他社での実績があるということは、他社での失敗の経験を持っているからなんだにゃ。

一度計画してみて、その計画を進める中で、最初は見えていなかった様々なうまくいかないことが分かってくる、その最初は見えていなかったことが「失敗」という結果を生み出すにゃ。

「あの時、なんであんなことをしてしまったのだろう、もっとこうしておけばよかったのに。」

その失敗が欲しい、その痛みが欲しい、そのデータが欲しい。

だから、工事の委託先には類似工事の百戦錬磨の会社を選定しなければならにゃい。

今回の工事委託先の会社は、テレビCMで聞いたことのあるような大企業様での工事実績や官公庁での工事実績があるとおっしゃっていたにゃ。

しかし、蓋を開けてみたらボロボロ。

土曜日の工事には、にゃんこ先生も作業に立ち会ったにゃ。委託先業者様は2人で「設備XXXの据付かけ方」というWEBマニュアルを読みながら、ああでもないこうでもないといいながら設備を取り付けていたにゃ。

作業に集中して欲しかったので、にゃんこ先生は見て見ぬふりをして、何も言わなかったにゃ。

『工事の実績が豊富』

というのは、大分盛ってるにゃ、、。と唖然としたにゃ。

結局、8月1日から予定していたこの設備を使っての新しい試みは延期となってしまったにゃ。

無事に土曜日に設備の取り付けは終わって、月曜日のはじめての設備稼働では大きな問題は無かったものの、この設備を集中監視センターで集中コントロールするという今回目玉となる試みを納期通りには実現できにゃかった。

設備の集中監視は、IoTと呼ばれるインターネット技術の工場設備への転用だにゃ。

今まで人が設備の消耗や故障を見回る必要があったにゃ。IoTでは、それをブラウザでできるにゃ。

これにより、工場設備のコントローラーはそこにいなくてもよくなるにゃ。設備を遠隔でコントロールできるので、ブラジルの委託先に日本の深夜の操業監視を任せることができるようになるにゃ。

これは会社としては画期的なことで、日本で深夜に仕事をしてもらおうとすると、賃金が高くなる上に、そもそも、そんな仕事をしてくれる人がいにゃいという問題の解決に繋がるんだにゃ。

そういった遠隔監視が、にゃんこ先生の作業進捗管理がトロくて失敗したんだにゃ。

失敗という貴重なデータを得たんだにゃ。