円周率記憶世界一 原口 證(はらぐち あきら)

Last Updated:2024/02/27(火)

エピローグ 記憶の宮殿

記憶力を高めて、受験や資格取得で楽したい。という方は、記憶の宮殿という考え方を知っておくといいにゃ。
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最も効果のある記憶術「記憶の宮殿」について

「記憶の宮殿」について解説している動画だにゃ。

受験や資格取得の勉強がんばってるシトは必見だにゃ。
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はらぐち あきら(原口 證)

円周率10万桁を記憶して16時間かけて暗唱した世界の暗記王がいるにゃ。その円周率記憶の世界一が日本人だということを、たまたま「ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由」を読んでいて知ったにゃ。

円周率を10万桁まで記憶し暗唱し、現在、世界一円周率を暗記している人は、原口 證(はらぐち あきら)だにゃ。

宮城県古川市の寺院で生まれ育つ。宮城県古川工業高等学校卒業後、東北沖電気工業、日立製作所茂原工場に30年余年勤務した。退職後、円周率の暗記を始め、2004年に当時の世界記録である54,000桁を達成する。その後、同年に記録を68,000桁に伸ばし、2005年に83,431桁、2006年に100,000桁の暗記を達成した。トイレにまでカメラでついていくなど、不正が無いことを証明するため徹底的に記録された。しかし、この記録はギネス・ワールド・レコーズに申請中の段階であり[1]、2017年時点でも正式に認定されていない（インド人のスレシュ・クマール・シャルマの70,030桁が、ギネス世界記録公認の世界記録である[2]）。現在は千葉県茂原市に在住し、講演活動を行っている。

原口 證 円周率10万桁暗記までの軌跡

• 出生～卒業: 宮城県古川市で生まれ育ち、宮城県古川工業高等学校卒業。
• 職歴: 東北沖電気工業、日立製作所茂原工場に30年以上勤務。
• 2004年: 円周率54,000桁を暗記し、当時の世界記録を達成。
• 2004年: 記録を68,000桁に更新。
• 2005年: 83,431桁の暗記を達成。
• 2006年: 100,000桁の暗記を達成。不正防止のための徹底的な記録あり。
• 現在: ギネス・ワールド・レコーズに申請中（2017年時点で正式認定されず）。現在は千葉県茂原市在住、講演活動を行う。

58歳で円周率10万桁を暗唱

原口あきら氏は、58歳の時に10万桁を記憶しているにゃ。

暗記の方法

昔ながらの語呂合わせだにゃ。

1はワンワン、2はにゃんにゃんといった、あれだにゃ。

円周率の無秩序な数字から語呂合わせで日本語のストーリーを創作してその創作から数字を読み取っていくような手法でひたすら無秩序な10万の数字を覚えたみたい。

無秩序といったけど、円周率は計算で算出できるので正確には無秩序といっていいのかは謎。円周を直径で割り算すれば、必ず円周率になるんだにゃ。

ともかく、意味のない数字の羅列に語呂合わせで自分でストーリーを創作してそれを覚えるという途方もない作業を何年も継続して続けたことに驚きだにゃ。

円周率を10万桁覚える無意味さと、その途方もない時間と労力を考えると、他の暗記は簡単かもしんにゃい。

例えば、資格取得のための勉強での暗記では用語を覚える必要があるにゃ。その用語は、その資格を取得する上で重要だから出題されているのであって、その用語には必ず意味があるにゃ。

意味があるものは、意味が無いものに比べて覚えやすいにゃ。さらに、目に見えるものは、目に見えないものに比べて覚えやすいという法則があるにゃ。

だがら、222という数字の並びを見たとき、「猫がヘソ天している。」という情景を思い浮かべれば、222という数字が出るたびに、「そして、いつものように、猫はヘソ天している。」というストーリーを思い浮かぶようににゃる。

222という数字は覚えるまでもなく、ヘソ天している猫ちゃんが脳裏に描かれるにゃ。


58歳の原田あきらさんの功績は、そういった原始的な語呂合わせの威力を証明したことにあると思うにゃ。

どうして、数字などの抽象的なことは覚えられないけど、「猫がヘソ天している。」という情景は一度覚えると永遠に脳裏に描けるのかといった理屈は、にゃーが今読んでいる「ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由」に詳しく考察されているにゃ。

読んで損はにゃいと思います。