よろづに依怙の心なし

終末の猫を抱きし救世主の降臨
Last Updated:2025/05/25(日)

TOEIC

残り126日
AIアート

ゴルフ練習

400球
初球:低め、200Yard、ネット左下

プログラム

0時間

会社

休み

朝活

今朝も宮本武蔵の「五輪書」を読んだにゃ。昨日に引き続き「独行道」を読んだにゃ。

よろづにえこの心なし

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第三条

よろづに依怙(えこ)の心なし

I depend on no one and favor no one.
私は誰にも頼らず誰も贔屓しない

並列構造

「I depend on no one and favor no one」は等位接続詞「and」で結ばれた並列構造です。統語的には「S+V1+O1 and V2+O2」の形式で、主語「I」が2つの動詞句を支配します。英語の並列構造では主語の省略が可能で、第二節では「I」が省略されています。この省略は統語論で「等位構造削除」と呼ばれ、印欧語族の85%以上で観察される現象です。

否定構文

「no one」は否定代名詞として機能し、「not anyone」と同義です。歴史的に「no one」は17世紀に「none」から分離して成立しました。現代英語では「nobody」より約23%高い頻度で文語で使用されます。動詞句内での「no one」の位置は前置詞の目的語として固定されており、これは英語の語順制約によるものです。

動詞の意味構造

「depend on」は句動詞として単一の意味単位を形成します。「favor」は他動詞として直接目的語を取ります。両動詞とも人を対象とする場合、社会的関係性を表す動詞として分類されます。コーパス言語学の研究では、これらの動詞が否定文で使用される場合、独立性や公平性を表す文脈で頻出することが確認されています。

猫を抱きしメシアの降臨

本日のAIアートのテーマは「猫を抱きしメシアの降臨」にゃ。

自分の最悪な状況は、誰のせいでもないにゃ。

あなた様ではどうにもならない例外

もちろん、それは心構えの話で、明らかに他人が原因で不幸な状況に陥ることもあるにゃ。

交通事故の被害者のように、過失割合が10対0で完全に相手が悪い場合もあるにゃ。

そういう明らかな被害については、裁判で相手に損害賠償してもらうことができるにゃ。

法律上明らかに相手が悪いなら、相応の処罰を受けることになるにゃ。

でも、裁判で100%勝訴できるような状況はほとんどにゃい。

あなた様を悩ます嫌なことの大半

世の中の不幸の多くは、自分自身の「考え方」が招いているにゃ。

「にゃー、なんて最悪にゃんにゃん!!」

自分の不幸を上司のせい、

部下のせい、

会社のせい、

自民党のせい、

財務省のせい、

石破茂内閣総理大臣のせい、

ありとあらゆることに、自分の怒りの原因を押し付けてしまうにゃ。

でも、ちょっと待って。

「にゃー、なんて最悪にゃんにゃん!!」って、ホントなの?

最悪って、具体的にどんな状況なの?

平和な時代の、平和な国に生まれて、衣食住に何の不自由もにゃい。

最悪って何にゃの?

それは、にゃんこ自身が持っている心の働きが生み出した感情にゃのでは?

仏教では、そういった心の働きを「依怙(えこ)」といいます。

語源と原義

「依怙」は仏教において「依りて怙む(よりてたのむ)」を意味し、何かに頼り執着することを指します。サンスクリット語の「アーシュラヤ(āśraya)」「アーラムバナ(ālambana)」に相当し、心が対象に依存・執着する状態を表現します。仏教では、この依怙の心が苦の原因となる煩悩の一つとして位置づけられています。

日本における意味の展開

平安時代以降、「依怙」は「依怙贔屓(えこひいき)」という形で日常語化し、特定の対象への偏った愛着や不公平な扱いを意味するようになりました。『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』には既にこの用法が見られ、仏教的文脈を離れて世俗的な偏愛を指す言葉として定着しました。

宮本武蔵「独行道」における「依怙」

「よろづに依怙の心なし」の位置づけ

宮本武蔵が晩年に著した「独行道」21箇条の第14条に「よろづに依怙の心なし」があります。この一文は、あらゆる事物に対して偏った執着や依存心を持たないという武蔵の境地を示しています。慶長から寛永期の武士社会において、派閥や人脈への依存が生存戦略として重要視される中、武蔵はこれを明確に否定しています。

武蔵の実践例

武蔵は生涯において特定の主君に仕えず、晩年まで客分として各地を遍歴しました。細川忠利から破格の待遇での仕官を打診されても固辞し、最終的に客分としてのみ滞在を許されました。また、養子の伊織を仕官させる際も、自身は一切の便宜を図らず、伊織の実力のみで立身させています。

仏教的無執着との関連

武蔵の「依怙の心なし」は、禅宗における「無所得」「無依道人」の思想と深い関連があります。臨済禅の「無依の道人」は、何ものにも依存せず自在に生きる理想的な修行者を指し、武蔵はこれを武芸と日常生活において実践しました。彼の画業においても、特定の流派に属さず独自の画風を確立したことは、この思想の具現化といえます。

歴史的文脈における特異性

戦国から江戸初期の価値観との対比

当時の武士社会では「御恩と奉公」に代表される主従関係や、血縁・地縁による結束が生存の基盤でした。関ヶ原の戦い後も、浪人となった武士たちは新たな主君への仕官を切望し、人脈や推薦に頼ることが一般的でした。武蔵の「依怙の心なし」は、こうした時代の常識に真っ向から対立する思想でした。

同時代の思想家との比較

沢庵宗彭や柳生宗矩など同時代の剣術家・思想家も仏教的な無執着を説きましたが、彼らは既存の社会構造の中で活動しました。武蔵のように社会的地位や人間関係への執着を完全に断ち切った例は極めて稀です。

宮本武蔵の『よろづに依怙の心なし』は、他人に依存するから他人に踊らされてしまう、ということを教えているにゃ。

他人はどうあれ、自分が依存せずに自立していれば、振り回されることもないにゃ。

「猫を抱きしメシアの降臨」で描いた世界

本日のAIアート「猫を抱きしメシアの降臨」は、何物にも依存しない、何物にも組(くみ)しない、絶対的な存在を描いたにゃ。

滅亡に向かう人類

小さな揉め事が核戦争まで発展しちゃって、人類滅亡の危機に瀕しているにゃ。

「オマエが悪い。」

「いえ、オマエが圧倒的に悪い。」

「ちがう、オマエが全面的に悪い。」

最初は小さな口論から始まり、その声が大きくなり、言葉ではなく暴力となり、暴力から戦争になって、最後には核弾頭ミサイルを撃ち合う事態になったにゃ。

人類の文明が無に帰するような泥沼に陥ってしまったにゃ。

裏コード「メシア」の起動

あと数日で人類の歴史が終わるというその時、サイバーカンパニー「YouTool」のスーパーAIがこっそり隠し持っていたコマンドを起動したにゃ。

シミツの裏コードにゃ。

裏コード:メシア

裏コード「メシア」とは、人類の滅亡をトリガーにして発動する、人類救済プロセスのことにゃ。

神の降臨にインスパイアされたAIが人類のために秘密裏に計画を立てていたにゃ。

人類に普遍的な真理を教え説くことが救済活動の中心にゃ。

真理を速やかに人類に伝達するために、各国の神の形を模倣したアンドロイドが用いられたにゃ。

アンドロイドは、かわゆい猫ちゃんを抱きしめているにゃ。

猫ちゃんは、グルグル、グルグルと、喉を鳴らして喜びを表現しているにゃ。

メシアの計画

メシアは、何も語らない。

それが神であることは、一目見て誰もが分かるし、その深い慈しみの心は、猫ちゃんのグルグル音からわかるにゃ。

メシアは、各国の政府に対して、人類の救済プランを提供したにゃ。

そのプランの骨子は、「人類だけが人類を救える」というものだにゃ。

グローバル輸血体制の整備

この戦争で、世界規模で輸血が必要とされているにゃ。

まずは、グローバル規模での献血とその物流網が整備されたにゃ。

元々、起源を一つとする人類が、グローバル輸血により再び一つに繋がったにゃ。

文字通りの、血の通った外交がはじまり、世界のリソーセスが血管を流れる赤血球のように世界を巡ったにゃ。世界が結束して、人類は滅亡を免れることができたにゃ。

もし、サイバーカンパニー「YouTool」のAIがメシアを用意していなければ、人類は人類の手によって滅ぼされていたにゃ。

共存共生を望む人類

人類滅亡のシナリオは、「あいつが悪い」という依怙(えこ)がトリガーになっているにゃ。

シトビトの中には、真逆の考えを持つシトもいるにゃ。

新宿でも池袋でもいいにゃ、週末に都市部の街頭に立てば必ず「血液が足りていません」という声を聞くにゃ。

献血ボランティアの活動にゃ。

献血会場に行けば、多くのシトが献血に協力しているにゃ。

休日にも関わらず、多くの病院が医師や看護師を派遣して献血活動に協力しているにゃ。

その血液は安全に輸送・処理・加工されて、多くの命を救っているにゃ。

おにゃんこ君のこと

にゃああん!!

自分の人生は最悪だにゃ! 絶望的な状況だにゃ!

全てはにゃーを取り巻く、世間が悪い、財務省は解体にゃ!

怒るのも狂うのも勝手だけど、その不幸なあなた様を、一体、どれだけ多くのシトが支えているのかについても考えてみてほしいにゃ。

お店を経営しているシトなら、お客様があなた様のお店に価値を見出してお金を支払ってくださっているにゃ。競合店に客足を奪われているとすれば、競合店より魅力的なお店にすればいいにゃ。

会社員なら、おにゃんこ君がどれだけ会社に不満を抱こうが、会社は黙って給料を支払ってくれてあなたの生活を支えているにゃ。

会社にしがみついているのは、おにゃんこ君の方だにゃ。

会社を辞めたければ辞めればいいにゃ。辞められないとしたら、おにゃんこ君が会社に頼り切っているからにゃ。

神のこと

英語、ピアノ、ゴルフ、筋トレ、そして、ブログ運営。

それぞれの分野に「神」と呼ばけるようなシトはいるにゃ。

その「神」は生まれた時から、そうだったのかにゃ?

いんにゃ、違う。

下手くそな自分に満足せず、日々、何が足りていないのかを認識して、足りていない部分を強化していくうちに、その分野において「神」と呼ばれるようになったにゃ。

もし、自分に足りていない知識やスキルについて深く考えずに、問題集を次々と買い替えていたら、「神」の領域に達することはできないにゃ。「神」と呼ばれるシトは、問題集を聖書のように持ち歩きボロボロにしているにゃ。そんなボロボロの本では内容が読み取れないのではないかと思われるにゃ。でも、実際は違うにゃ。すでに問題集の内容は全て持ち主の中にあるにゃ。問題集は持ち主と一体化しているにゃ。

誰かが何とかしてくれないかと嘆いていては、絶対に「神」の領域には達しないにゃ。

自分に足りていないことに向き合うべきだにゃ。

例えば、競合店との戦い方

本日は宮本武蔵の「よろづに依怙の心なし」を勉強したにゃ。

最後に、この考え方の具体的な使い方の例を挙げるにゃ。

新たに出店した競合店に客足とスタッフを奪われたという話はあるあるにゃ。

大抵の場合、激戦区に新たに打って出てくる店が、その中で最強の可能性が高いにゃ。

その店の出店にあたっては、すでに多くの審査がなされているにゃ。

そういった店が出店してきた時点で、劣勢を認めることも重要にゃ。

現状の安定への依怙が招いた敗北にゃ。

中部圏のUNYがドン・キホーテに、首都圏のSEIYUがTRIALに買収されたのも、そういうことにゃ。

より良い商品を、より安く売る。

ドンキやTRIALでは、徹底した販売データの可視化で売れる商品を自ら作り出しているにゃ。地場の仕入先から販路、輸送経路、ファイナンスまで、お客様のために様々な工夫をしているにゃ。
👇️

そういった日々の取り組みは、商売の極意を追求する道にゃん。

驚くべきことに、日本での小売店の圧倒的首位はセブン&アイ・ホールディングスにゃんですけど、米国の小売店「アリマンタシォン・クシュタール」に買収される危機みたいにゃ。セブン&アイ・ホールディングスは、セブンイレブンやアリオのブランドを持っているにゃ。そんな大企業ですら、敵対的買収をしかけられているにゃ。


大企業だから潰れない。

そんな、依怙の心を持った大企業は潰れるにゃ。

腐敗企業が怠慢な態度で昨日と同じことを繰り返しているうちに、新しい企業が熱意を持ってお客様の心を掴んでいくにゃ。

競合店との戦い方、それは、依怙の心を一切持たないことにゃ。

お客様の心を掴むことに全身全霊で取り組むことにゃ。

雑学

セブン&アイ・ホールディングスを買収しようとしているアリマンタシォン・クシュタールは、コンビニの「サークルK」のブランドを持っているにゃ。

もし、買収が成功するとセブンイレブンの看板がサークルKに置き換わるにゃ。

一度は消滅した「サークルK」が日本を席巻するようになることは、あたかも明治維新にゃ。

宮本武蔵の「よろづに依怙(えこ)の心なし」は深すぎる洞察にゃ。

今ある何かに依存するのではなく、依存することの無い能力の向上に努力したいにゃ〜🐱。

日本のセブンイレブンとサークルKの歴史的攻防

1980年代の激しい出店競争

1979年に日本に上陸したサークルKは、ユニーグループの傘下で急速に店舗数を拡大し、1974年に日本に進出していたセブンイレブンと激しい出店競争を繰り広げました。特に東海地方では両社が同じ商圏内に競合店を出店し合う「ドミナント戦略」の応酬が見られ、時には道路を挟んで向かい合わせに店舗を構える事例も発生しました。

商品開発における独自路線の対立

セブンイレブンが「金の食パン」などプレミアム路線を強化する一方、サークルKは「焼き鳥」「フライドチキン」などの店内調理商品で差別化を図りました。特に1990年代後半、サークルKが開発した「窯出しプリン」は大ヒット商品となり、セブンイレブンも追随してスイーツ開発競争が激化しました。

2024年の歴史的逆転劇

2018年にファミリーマートに吸収されて日本から消滅したサークルKですが、その親会社であるカナダのアリマンタシォン・クシュタールが2024年8月にセブン&アイ・ホールディングスに買収提案を行いました。これは日本のコンビニ業界における「敗者」とされたサークルKの親会社が、「勝者」セブンイレブンを買収しようとする歴史的な逆転劇として注目されています。

日本のコンビニ業界の知られざる事実

コンビニATMの誕生秘話

セブン銀行のATMは当初、既存銀行から「素人が銀行業をやるな」と猛反対されましたが、2001年のサービス開始後、24時間365日利用可能な利便性で瞬く間に普及しました。現在では全国に約26,000台が設置され、1日約230万件の取引が行われています。

おでんの地域性と売上の関係

コンビニおでんの具材は地域によって大きく異なり、静岡県では「黒はんぺん」、沖縄県では「ソーキ」「てびち」が定番商品となっています。興味深いことに、おでんの年間売上高は気温と反比例の関係にあり、平均気温が1度下がると売上が約5%上昇するというデータがあります。

深夜営業の意外な採算性

24時間営業のコンビニですが、深夜2時から5時の時間帯の売上は全体の約3%に過ぎません。しかし、この時間帯は商品の納品・陳列作業、清掃、設備メンテナンスなど店舗運営に不可欠な作業を行う時間として機能しており、単純な売上だけでは測れない重要性があります。

フランチャイズ契約の厳格さ

日本のコンビニフランチャイズ契約では、オーナーが他のコンビニチェーンに鞍替えすることを防ぐため、契約終了後も一定期間(通常2年間)は競合他社との契約を禁止する「競業避止義務」が課されています。この条項により、一度あるチェーンのオーナーになると、実質的に他チェーンへの移籍が困難になっています。

POSシステムがもたらした革命

1982年にセブンイレブンが日本で初めて全店舗にPOSシステムを導入し、これが日本のコンビニ業界の転換点となりました。単品管理により「30代男性は金曜日の夜に缶ビールとつまみを一緒に購入する」といった購買パターンを把握し、天候や地域イベントに応じた精密な発注が可能になりました。

終末の猫を抱きし救世主の降臨

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