paradox の意味・発音・覚え方など
意味と発音
品詞
名詞
発音
ˈpærədɒks
パラドックス
意味
逆説、矛盾、パラドックス。一見矛盾しているように見えるが、実際には真実を含んでいる言明や状況。または、互いに矛盾する二つの結論を導く論理的な推論。
語源
「paradox」の語源は、ギリシャ語の「paradoxon」に由来します。これは「para」(反対の、逆の)と「doxa」(意見、信念)を組み合わせたもので、「一般的な意見に反するもの」という意味を持ちます。16世紀に英語に導入され、論理学や哲学の分野で広く使用されるようになりました。
例文
例文 1
It's a paradox that we need experience to get a job, but need a job to gain experience.
仕事を得るには経験が必要なのに、経験を積むには仕事が必要だなんて矛盾ですよね 🔄💼
例文 2
The paradox of choice suggests that having too many options can make us less happy.
選択のパラドックスは、選択肢が多すぎると幸福度が下がることを示しています 🤔📊
例文 3
This situation presents a paradox for policymakers trying to balance economic growth and environmental protection.
この状況は、経済成長と環境保護のバランスを取ろうとする政策立案者にとって矛盾を生み出しています 🏭🌳
例文 4
The paradox is that the more connected we become online, the more isolated we feel.
逆説的なことに、オンラインでつながればつながるほど、孤独を感じるのです 📱😔
例文 5
There's a paradox in trying to relax when you're stressed about not being able to relax.
リラックスできないことにストレスを感じながらリラックスしようとするのは矛盾していますね 😰💆
例文 6
The famous liar's paradox asks: if someone says they're lying, are they telling the truth?
有名な嘘つきのパラドックスは問います:「私は嘘をついている」と言う人は真実を語っているのか?🤥❓
例文 7
It seems like a paradox, but spending money on experiences rather than things can actually save you money.
矛盾しているようですが、モノより経験にお金を使う方が実は節約になるんです 🎭💰
類語
paradox
一見矛盾しているように見えるが、実は真実を含んでいる状況や発言を指します。論理的な矛盾を含みながらも深い意味を持つ場合に使います。
contradiction
単純な矛盾や食い違いを表します。paradoxのような深い真理は含まず、論理的に相反する2つの事柄を指す場合に使います。
irony
期待と現実が逆になる皮肉な状況を表します。paradoxは論理的矛盾に焦点を当てますが、ironyは予想外の結果や皮肉な対比を強調します。
dilemma
2つの選択肢のどちらを選んでも困難な状況を指します。paradoxは論理的矛盾ですが、dilemmaは実際的な選択の困難さを表します。
反対語
consistency
paradoxが矛盾や逆説を表すのに対し、consistencyは論理的な一貫性や整合性を意味します。議論や理論が矛盾なく成り立っている状態を表現する際に使われます。
logic
paradoxが一見矛盾した状況を指すのに対し、logicは合理的な推論や論理的思考を表します。物事が理にかなっていて、矛盾のない状態を示す際に用いられます。
certainty
paradoxが不確実で矛盾した状況を表すのに対し、certaintyは確実性や確信を意味します。疑いの余地がなく、明確で一貫した状態を表現する際に使われます。
clarity
paradoxが複雑で理解しにくい矛盾を含むのに対し、clarityは明瞭さや明確性を表します。物事がはっきりしていて、混乱や矛盾がない状態を示す際に用いられます。
トリビア
豆知識
「パラドックス」という言葉自体がパラドックスを含んでいます。ギリシャ語の"para"(反対)と"doxa"(意見)から成り立つこの言葉は、「一般的な意見に反する」という意味ですが、現代では多くのパラドックスが「一般的に知られている概念」になってしまいました。つまり、パラドックスが有名になればなるほど、それは「一般的な意見」となり、もはや「一般的な意見に反する」ものではなくなるという、言葉の定義自体が矛盾を生み出しているのです。さらに興味深いのは、量子力学の「シュレーディンガーの猫」のパラドックスは、実は物理学者シュレーディンガーが量子力学の解釈を批判するために作った思考実験でしたが、今では量子力学を説明する最も有名な例として使われています。
使用場面
科学論文で矛盾する実験結果を説明する時、哲学の授業で「嘘つきのパラドックス」を議論する時、タイムトラベル映画で「祖父のパラドックス」が登場する時、ビジネス会議で「選択肢が多すぎると選べない」という消費者行動を説明する時
絵文字で覚えよう
英語での説明
Perplexing paradoxes perplex philosophers, proving profound truths through puzzling contradictions!
日本語での説明
困惑させる逆説は哲学者たちを悩ませ、不可解な矛盾を通して深遠な真実を証明する!
この絵文字を選んだ理由
🤔は矛盾について深く考える様子、💭は思考や哲学的な概念、🔄は逆説的な循環や反転、🌓は半月で光と影の共存という矛盾を表現しています。これらの組み合わせは「paradox(逆説)」という、一見矛盾しているように見えるが真実を含む概念を完璧に表現しています。
にゃーの解説
にゃんだか頭がこんがらがるにゃ~。矛盾してるのに正しいなんて、お昼寝の夢みたいにゃ!
語呂合わせと俳句
語呂合わせ
「パラドックス」の音は「パラ、ドックス(犬が複数)」。想像してください:公園に二匹の犬がいます。一匹は「私は嘘つきだ」と書かれた札を首にかけ、もう一匹は「隣の犬は正直者だ」と書かれた札をかけています。二匹が向かい合って座り、お互いを見つめ合っている光景。どちらの犬を信じればいいのか、通りかかった人々は頭を抱えて困惑しています。この矛盾した状況こそが、パラドックスの本質を表しています。
にゃーの俳句
だまし絵にゃ 上か下かにゃ どっちもにゃん
このハイクは、パラドックスの本質を「だまし絵」という具体的な商品で表現しています。だまし絵は、見る角度によって異なる絵が見える矛盾した視覚体験を提供します。「上か下か」という二択は、パラドックスの「どちらも正しく、どちらも間違っている」という特性を示しています。最後の「どっちもにゃん」は、猫語で「どちらでもある」という矛盾を可愛らしく表現し、シュレーディンガーの猫のパラドックスも連想させます。だまし絵を見るたびに、「paradox」という単語と「矛盾する二つの真実が同時に存在する」という意味が脳裏に浮かぶでしょう。俳句の精神である「一瞬の中に永遠を見る」ように、一枚のだまし絵の中に、パラドックスの深遠な哲学が凝縮されているのです。
この単語を使った名言
名言 1
The paradox of our time: we have more but enjoy less. - George Carlin
私たちの時代の逆説:より多く持つが、より少なく楽しむ。 - ジョージ・カーリン
名言 2
Life's greatest paradox: the more you give, the more you receive. - Unknown
人生最大の逆説:与えれば与えるほど、より多く受け取る。 - 作者不詳
名言 3
The paradox of choice: abundance creates anxiety, not freedom. - Barry Schwartz
選択の逆説:豊富さは自由ではなく不安を生む。 - バリー・シュワルツ