ransom の意味・発音・覚え方など
意味と発音
品詞
名詞・動詞
発音
ˈrænsəm
ランサム
意味
【名詞】身代金、買戻し金 【動詞】身代金を払って解放する、買い戻す
語源
「ransom」の語源は、古フランス語の「rançon」に由来し、さらにラテン語の「redemptio」(買い戻し、贖い)から来ています。「redemptio」は「redimere」(re-「再び」+ emere「買う」)から派生しており、「買い戻す」という意味を持ちます。 中世ヨーロッパでは、戦争で捕虜となった騎士や貴族を解放するために支払われる金銭を指す言葉として使われていました。現代では主に誘拐犯が人質の解放と引き換えに要求する金銭を意味します。
例文
例文 1
The kidnappers demanded a ransom of one million dollars.
誘拐犯たちは100万ドルの身代金を要求した。👥💰
例文 2
They paid the ransom to get their son back safely.
彼らは息子を無事に取り戻すために身代金を支払った。👨👩👦💸
例文 3
The company refused to pay the ransom to the hackers.
その会社はハッカーへの身代金の支払いを拒否した。🏢🚫💻
例文 4
Police warned people not to pay ransom to criminals.
警察は人々に犯罪者への身代金を支払わないよう警告した。👮♂️⚠️
例文 5
The ransom note was left at the scene.
現場には身代金要求の手紙が残されていた。📝🔍
例文 6
Cyber criminals held the data for ransom.
サイバー犯罪者たちはデータを人質に取った。💾🔒
例文 7
They negotiated the ransom amount with the kidnappers.
彼らは誘拐犯と身代金の額を交渉した。🤝💬
類語
ransom
人質や誘拐された人を解放するために要求される金銭のことです。kidnappingやhostage situationで使われる専門的な用語で、ビジネスや日常会話ではあまり使いません。
payment
一般的な「支払い」を指す最も広い意味の単語です。ransomは特定の犯罪状況での支払いですが、paymentは商品やサービスに対する正当な支払い全般を指します。
bribe
不正な目的で渡す賄賂のことです。ransomは人質解放のための金銭ですが、briberは便宜を図ってもらうために渡す違法な金銭で、汚職や腐敗の文脈で使われます。
extortion
脅迫によって金銭を強要する行為そのものを指します。ransomは要求される金額自体ですが、extortionは脅して金を巻き上げる犯罪行為全体を表す法律用語です。
反対語
freedom
ransomが「身代金を払って解放する」という強制的な取引を意味するのに対し、freedomは「自由」そのものを表し、何の制約も対価も必要としない状態を指します。
gift
ransomが「要求に応じて支払う金銭」という強制的な性質を持つのに対し、giftは「自発的に与えるもの」を意味し、見返りや脅迫を伴わない善意の行為を表します。
release
ransomが「金銭と引き換えに解放する」という条件付きの行為であるのに対し、releaseは「無条件で解放する」という意味で使われることが多く、対価を求めない自由な解放を表します。
donation
ransomが「脅迫や強制による支払い」を意味するのに対し、donationは「自発的な寄付や贈与」を表し、善意に基づく自由な金銭の提供を指します。
トリビア
豆知識
「ransom」という言葉は、実は「redemption(救済・買い戻し)」と語源を共有しています。中世では、捕虜となった騎士の身代金は彼の年収の1年分が相場でしたが、王族の場合は国家予算に匹敵する莫大な額になることもありました。例えば、イングランド王リチャード1世(獅子心王)が1194年に神聖ローマ帝国に捕らえられた際の身代金は15万マルク(約23トンの銀)で、当時のイングランドの年間国家収入の2〜3倍に相当しました。この支払いのために、イングランド全土で特別税が課され、教会の銀製品まで溶かされたという記録が残っています。現代では、サイバー犯罪における「ランサムウェア」による被害額が年間数百億ドルに達し、デジタル時代の新たな「身代金」問題となっています。
使用場面
誘拐事件で犯人が被害者の解放と引き換えに金銭を要求する場面、コンピューターウイルス「ランサムウェア」によってデータが暗号化され、復旧のために身代金を要求される場面、中世ヨーロッパで捕虜となった騎士や貴族が解放されるために家族が支払いをする場面
絵文字で覚えよう
英語での説明
Rich relatives reluctantly release ransom rapidly, rescuing relatives from ruthless robbers.
日本語での説明
裕福な親族は不本意ながらも身代金を素早く支払い、冷酷な強盗から親族を救出する。
この絵文字を選んだ理由
💰(お金)と🔒(監禁・拘束)、👤(人質)、➡️(交換)、💸(身代金の支払い)の組み合わせで、身代金要求という犯罪行為を表現しています。人質を解放するために金銭を要求する状況を視覚的に示しています。
にゃーの解説
にゃんと恐ろしい話にゃ...お金で解決できることもあるけど、こんな怖いことには巻き込まれたくないにゃー。平和が一番だにゃ!
語呂合わせと俳句
語呂合わせ
「ランサム」の音から「乱、サム(寒)!」→「乱暴者が寒い倉庫に人質を閉じ込め、『金を払わなければ凍え死ぬぞ!』と脅迫している緊迫した場面」を想像してください。薄暗い倉庫で震える人質、犯人が電話で身代金を要求し、吐く息が白く見えるほど寒い環境。この「乱(暴)」で「寒(サム)」い状況が、まさに身代金要求のransomです。
にゃーの俳句
ブザーにゃん鳴る 乱暴サムいにゃ 身代金にゃ
この俳句は、「ransom(身代金)」という言葉を、日常で手に入る「防犯ブザー」という具体的な商品と結びつけることで記憶に定着させる工夫をしています。「ブザーにゃん鳴る」は防犯ブザーが危険を知らせる音を猫語で表現し、「乱暴サムいにゃ」は語呂合わせ「乱サム」を可愛らしく組み込んでいます。「身代金にゃ」で意味を明確にしています。防犯ブザーは誘拐や身代金要求といった犯罪から身を守るための道具であり、ransomの持つ「危険」「脅迫」「金銭要求」という本質的な意味と深く結びついています。俳句の精神である「季語」の代わりに「サムい(寒い)」という温度感覚を用い、「切れ字」の代わりに「にゃ」というリズムで句を区切ることで、記憶に残りやすい音韻を作り出しています。実用品である防犯ブザーを見るたびに、この俳句とransomという単語を思い出す仕組みです。
この単語を使った名言
名言 1
A man's ransom is his riches - Proverbs 13:8
人の身代金はその富である - 箴言13章8節
名言 2
Freedom is never voluntarily given; it must be demanded as ransom - Martin Luther King Jr.
自由は決して自発的に与えられない。身代金として要求されなければならない - マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
名言 3
Love holds the universe together; it is the ransom of souls - Ancient Wisdom
愛は宇宙を結びつける。それは魂の代償である - 古代の知恵