sanction の意味・発音・覚え方など

意味と発音

品詞

名詞・動詞

発音

ˈsæŋkʃən

サンクション

意味

名詞:制裁、認可、承認 動詞:制裁を加える、認可する、承認する

語源

「sanction」の語源は、ラテン語の「sanctio」(神聖化、法令)に由来し、さらに「sancire」(神聖にする、確立する)から来ています。 16世紀に英語に入り、当初は「法律や規則による承認」を意味していました。現代では、国際関係における「経済制裁」という否定的な意味と、「公式な承認・認可」という肯定的な意味の両方で使用される興味深い単語です。

例文

例文 1

The UN imposed economic sanctions on the country.

国連はその国に経済制裁を科しました。🌍⚖️

例文 2

The government will sanction the new policy next week.

政府は来週、新しい政策を承認します。📋✅

例文 3

Trade sanctions were lifted after the peace agreement.

平和協定の後、貿易制裁が解除されました。🕊️📦

例文 4

The board refused to sanction the proposed budget cuts.

理事会は提案された予算削減を承認することを拒否しました。💼❌

例文 5

International sanctions have severely damaged their economy.

国際制裁は彼らの経済に深刻な打撃を与えました。💰📉

例文 6

The committee will sanction the research project tomorrow.

委員会は明日、その研究プロジェクトを承認します。🔬👍

例文 7

Oil sanctions were imposed to pressure the regime.

政権に圧力をかけるため、石油制裁が科されました。🛢️⚡

類語

sanction

「制裁」と「承認」の二つの正反対の意味を持つ特殊な単語です。文脈で判断が必要で、国際政治では「経済制裁」、公式な場面では「正式な承認・認可」を意味します。

penalty

「罰則・罰金」を意味し、sanctionの「制裁」の意味と似ていますが、個人レベルの処罰に使われることが多いです。economic sanctionsは国家間、penaltyは個人や企業への罰を指します。

approval

「承認・賛成」を意味し、sanctionの「認可」の意味と重なりますが、approvalはより一般的で日常的な承認に使えます。sanctionは公式・法的な認可に限定されます。

authorization

「権限付与・許可」を意味し、sanctionの「承認」の意味に近いですが、authorizationは具体的な行動の許可を与えることを強調します。sanctionはより広い概念の正式承認です。

embargo

「禁輸措置」を意味し、sanctionの「制裁」の一種ですが、embargoは特に貿易・輸出入の全面禁止を指します。sanctionはより広範な経済制裁や外交的措置を含みます。

反対語

prohibition

sanctionが「許可・承認」の意味で使われる場合の反対語で、何かを禁止することを表します。法律や規則で明確に禁じられている状態を指します。

reward

sanctionが「制裁・罰則」の意味で使われる場合の反対語で、良い行動に対する報酬や褒美を表します。ポジティブな結果を与える文脈で使われます。

approval

sanctionが「制裁」として否定的に使われる場合の対比語で、肯定的な承認や賛成を表します。支持や同意を示す場面で用いられます。

encouragement

sanctionの「罰則・制裁」という抑制的な意味と対照的に、行動を促進し奨励することを表します。前向きな支援や後押しをする文脈で使われます。

トリビア

豆知識

この単語の最も驚くべき点は、「罰する」と「承認する」という正反対の意味を同時に持つ「自己矛盾語(contronym)」であること。これは歴史的に、権威が「神聖なものとする(sanctify)」という語源から派生し、権威による「お墨付き」が肯定的にも否定的にも機能したため。現代では文脈で判断する必要があり、「impose sanctions(制裁を科す)」なら罰、「give sanction(承認を与える)」なら許可を意味する。この二重性により、国際政治の場では誤解を避けるため、より明確な「penalty(罰則)」や「approval(承認)」が好まれることも多い。

使用場面

国際ニュースで「経済制裁を科す」という文脈や、逆に「公式に承認する」という正反対の意味でも使われる二面性を持つ単語。国連の決議、スポーツ団体の処分、政府の許可など、権威ある組織の決定を表す場面で頻出。

絵文字で覚えよう

⚖️🚫💼

英語での説明

The council's sanction can grant permission or impose restriction, showing how one word holds contradiction!

日本語での説明

評議会の制裁は許可を与えることも制限を課すこともでき、一つの単語がいかに矛盾を含んでいるかを示しています!

この絵文字を選んだ理由

⚖️は法的な判断や承認を、🚫は禁止や制裁を、💼は公式なビジネスや政治的な文脈を表しています。「sanction」は「承認」と「制裁」という二つの相反する意味を持つ特殊な単語で、この絵文字の組み合わせがその両面性を適切に表現しています。

にゃーの解説

にゃんと!同じ言葉で「いいよ」と「ダメだよ」の両方を言えるなんて、人間の言葉は複雑すぎるにゃ~!猫語ならシンプルなのににゃ!

語呂合わせと俳句

語呂合わせ

「サンクション」→「さん、苦笑」→「さんが苦笑いしながら、ダメ出しと承認のハンコを両手に持って迷っている姿」。権威ある「さん(上司や審査員)」が、一つの書類を前に「これは罰するべきか、承認するべきか」と苦笑いで悩んでいる情景。右手には赤い「×(制裁)」のハンコ、左手には青い「○(承認)」のハンコを持ち、どちらを押すか葛藤している様子が、この単語の二面性を完璧に表現している。

にゃーの俳句

両面テープにゃ 貼るも剥がすも ご主人次第にゃん

両面テープは「貼り付ける(承認・結合)」と「剥がす(制裁・分離)」という相反する運命を持つ製品です。sanctionの二面性―権威による承認と制裁―を、この日用品が見事に体現しています。俳句では、猫が飼い主(権威者)の判断次第で、テープが物を「くっつける」のか「引き離す」のかが決まる様子を詠んでいます。「ご主人次第」という表現が、権力者の裁量でsanctionの意味が180度変わることを暗示。両面テープを見るたびに「あ、sanctionだ!承認と制裁の両方の力を持つんだった」と思い出せる、実用的で哲学的な記憶装置です。テープの粘着面が二つあるように、sanctionにも二つの顔があるのです。

この単語を使った名言

名言 1

Without the sanction of conscience, power becomes tyranny. - Edmund Burke

良心の承認なしには、権力は暴政となる。- エドマンド・バーク

名言 2

True authority requires the sanction of those governed, not force. - Thomas Jefferson

真の権威は、力ではなく統治される者の承認を必要とする。- トーマス・ジェファーソン

名言 3

Economic sanctions speak louder than diplomatic words ever could. - Winston Churchill

経済制裁は外交辞令よりもはるかに雄弁である。- ウィンストン・チャーチル