特殊相対性理論とは?

Last Updated:2023/09/26(火)
昨日の記事の続きだにゃ。

昨日の記事「なぜ、エネルギー法則E=mc2乗には光の速度の2乗が含まれるの?​」

結論からいうと、AIに聞いても分かりやすい解説は得られにゃかった。一応、AIからの回答も後述はしましたが、さっぱりわかんにゃい。

量子力学と仏教を得意とするにゃんこ先生の出番だにゃ。

ただ、まだ、それを分かりやすく表現するためのアニメーションの技術がにゃい。現在、細々とBlenderという3Dアニメーションのソフトを勉強中だにゃ。

過去記事:超高性能3DCGソフトBlenderはどうして無料なの?​

特殊相対性理論の理解に役立つ動画

以下に、誰かがザッピングして集めてくれた特殊相対性理論に関する動画集があるにゃ。


驚くべきはE=mc^2の式ではにゃい

驚くべきはE=mc^2の式ではにゃい。この式を導き出した人間のエネルギーだにゃ。

上記動画を再生すると、この式を導き出した一人の人間のエピソードから始まるようにしていましゅ。

(研究を続けたいので大学で働きたかったのですが、大学は既得権益にぶら下がる人で埋まっているため)大学での就職口が見つからず、23歳の時に知人の紹介でスイス政府の特許局に就職します。役所で働きながら寸暇を惜しんで勉強を続けたアインシュタイン、3年後、大学の研究者でもないただの一特許局局員として画期的な特殊相対性理論を発表するのです。
出典:

この時、もし、大学のポストに空きが出ていて、

「あぁ、ちょうど、教授がお体の具合で引退されて助教授がそのポストに就くことになって、助教授も玉突きで新しくなって、そのアシスタントのポストが空いているよ。」

というような、今でもよくありそうなシチュエーションがあれば、特殊相対性理論は生まれていにゃかったかもしれにゃい。

こんな風にアインシュタインが考えていたらどう?

アインシュタイン:

「今の助教授は嫌いだ。しかし、助教授の言うことに従い、助教授の顔色だけ見て気に入られれば、エレベーター方式でいつかは教授だ。とにかく、社畜に徹しよう。助教授の理不尽さに耐えるのが仕事。」

幸運なことに、この時、大学には助教授のアシスタントのようなポストは空いておらず、アインシュタインの大学で働きたいという望みは叶えられなかったにゃ。

そして、「奇跡の一年」と呼ばれる人類史上の大きな変化点が生まれるにゃ。

奇跡の一年

アインシュタインの奇跡の一年に付いて、AIに聞いてみるにゃ。

アインシュタインの奇跡の一年とは?その結果、人類はどのように変わった?

「アインシュタインの奇跡の一年」は1905年のことを指しています。この年、アルベルト・アインシュタインは、特殊相対性理論を含む4つの革命的な論文を発表しました。これらの論文は物理学の世界を一変させ、アインシュタインを一躍有名にしました。具体的には、以下の4つの論文が発表されました。

  1. 「光量子仮説」:この論文では、アインシュタインは光が粒子のように振る舞うという考え方を提案しました。これは、後にフォトンと呼ばれる粒子の概念を生み出し、量子力学の基礎を築きました。

  2. 「ブラウン運動の説明」:ここでは、微視的な粒子が無作為に動く現象、すなわちブラウン運動を統計学的に説明しました。これは原子の存在を証明する一助となりました。

  3. 「質量エネルギー等価性」:この論文でアインシュタインは有名な等式E=mc^2を導き出しました。これは質量とエネルギーが等価であるという考え方を示しており、核反応や核エネルギーの理論的基礎となりました。

  4. 「特殊相対性理論」:この論文では、空間と時間の相対的な性質について説明しました。これは物理学の視点を一変させ、後の一般相対性理論へと繋がりました。

これらの理論は科学界を大きく変化させ、特に物理学と化学の分野に深い影響を与えました。これにより、新たな技術が開発され、人間の生活に大きな変化をもたらしました。たとえば、核エネルギーの発展や粒子物理学の進歩、GPSシステムの精度向上など、私たちの日常生活の中に広く浸透しています。また、アインシュタインの理論は、宇宙の本質についての私たちの理解を深める上で不可欠であり、科学者が宇宙の起源や構造について探求するための道具を提供しています。

出典:ChatGPT

現代のスマホも特殊相対性理論がなければ、存在しなかったとも言われているにゃ。このアインシュタインの奇跡の一年の価値は人類の歴史で輝き続けているにゃ。

アインシュタインの奇跡の一年、その時、どういう生活をしていた?

1905年、アルベルト・アインシュタインはスイスの特許事務所で技術専門家(物理学者)として働いていました。彼の仕事は新しい発明や設計の特許を評価することで、その分析にはしっかりとした物理学の理解が求められました。この仕事は彼に安定した生計を提供し、余暇の時間に科学的な問いを追求する自由を与えました。

アインシュタインはこの時期、よく知られた「ミラクル・イヤー(奇跡の一年)」を過ごしていました。その年の間に彼は、特殊相対性理論、光量子仮説、質量エネルギー等価性(E=mc^2)を導き出す論文、そしてブラウン運動についての論文を発表しました。

彼の日々の生活は比較的質素であり、長時間の仕事の後でさえも、彼は深夜まで科学的な問いに取り組む時間を見つけました。彼はスイス連邦工科大学で学んだ後、一時的に教職を求めたものの、その試みは失敗に終わりました。この結果、彼は特許事務所での仕事を得て、そこでその科学的なアイデアを追求する時間を得ることができました。

また、この時期アインシュタインは家庭生活も送っていました。彼は1903年にミレヴァ・マリッチと結婚し、二人の息子が生まれました(長男は1904年、次男は1910年に生まれています)。彼の家庭生活は必ずしも平穏ではなく、多くの個人的な困難が伴いましたが、彼はそれにもかかわらず、その科学的な探求を続けました。

出典:ChatGPT

にゃんこ先生の今の生活から「奇跡の一年」は生まれうる?

残業はあるけど、土日は休み。アパートも賃貸だけど借りられていて食事もできているにゃ。

アインシュタイン様のような天才ではにゃいけど、アインシュタイン様の時代には無かったネットやYouTube解説動画、そして、AIがあるにゃ。

社畜で惨めに生きていくか、世界を変える主導権を握るか?

心1つの違いじゃにゃいの?

以下は、冒頭で書いた「一応」レベルの内容だにゃ。いつかアニメーションの技術を習得して、特殊相対性理論を分かりやすい解説させて頂きましゅ。

エネルギー法則に光の速度が関係する理由を理解したいにゃ、特殊相対性理論の基本的な考え方を教えて

アルベルト・アインシュタインの特殊相対性理論は、物理法則がすべての慣性系(等速直線運動している観察者)で同じ形式をとるという「相対性原理」、そして光速度がすべての慣性系で一定であるという「光速度不変原理」の二つの主要な原理から出発します。

  1. 相対性原理: これは、等速直線運動するすべての観察者が、物理的な現象に対して同じ法則を見るという原理です。つまり、あなたが静止しているか、一定の速度で動いているかに関係なく、物理法則は同じ形で働きます。

  2. 光速度不変原理: これは、光の速度がすべての慣性系で一定(真空中で約300,000キロメートル/秒)であるという原理です。つまり、あなたが光源に向かって移動しているか離れているかに関係なく、光の速度は一定です。

これら二つの原理から、特殊相対性理論は時間の違い(時間膨張)、長さの変化(長さ収縮)といった特性を導き出します。さらに、エネルギーと質量の等価性もこれらの原理から導かれます。

光の速度がエネルギーと質量の関係式E=mc^2に現れる理由は、光の速度が物理定数として特殊相対性理論に深く組み込まれているからです。この理論は、物体が光の速度に近づくときにどのように物理的性質が変化するかを説明します。また、この式は、質量とエネルギーがどのように変換可能であるかを示しています。つまり、質量をエネルギーに変換するとき、その比率は光の速度の二乗に等しいということです。

出典:ChatGPT

さっぱり、わかんにゃい。

それでもあえて、小学生でもわかるように、

なぜ、E=mc^2に光の速度?

に答えて、と問われれば、

エネルギーというのは速度と関係するのは、早く走る車や新幹線が使うエネルギーをイメージするんだにゃ。

早く走るためには、エネルギーが必要だにゃ。

ここまでは、理解できるにゃ。

では、より早く走るためには、どれだけエネルギーが必要?

それは、この宇宙の法則として、速度の2乗分のエネルギーが必要になるんだにゃ。

例えば、時速100kmで走る車が、もし、摩擦や空気抵抗などを無視して時速200kmまで加速するには、車の重さに時速200kmの二乗をかけただけのエネルギーが必要になるにゃ。

時速100kmで走る車より、時速200kmで走る車に跳ね飛ばされた方が、木っ端微塵に吹き飛ぶイメージがあると思うけど、それだけ、速度とエネルギーは密接に関係しているんだにゃ。

でもなんで、エネルギーが速度の2乗なの?

それは、数学という言葉で「エネルギーとは何だい?」と聞いて、「質量に速度の2乗をかけたのもだよ。」といったように、「エネルギー」の言葉の定義の問題だにゃ。

「あの赤い薄い皮のついた、甘酸っぱい果物は何だい?」と聞いて「りんごだよ。」と答えるのと同じように、エネルギーを定義しただけだにゃ。

なんだか、納得できにゃい人は頭がいいにゃ。学校の先生も万能ではにゃいので、「エネルギーとは、質量に速度の2乗をかけたもんなんだ!!」と答える人も多い。だからこそ、頭のいいあなた様はこの記事を読まれているにゃ。

速度の2乗にはちゃんと理由があるにゃ。

  1. 運動エネルギー
  2. 遠心力
  3. 力学的エネルギー
  4. 衝撃エネルギー
  5. 弾性エネルギー

全てのエネルギーは何かの2乗になっているにゃ。

なぜなら、エネルギーとは面積のようなものだから。

AIに面積の考えでエネルギーの公式を導いてもらったにゃ。

運動エネルギーが速度の2乗に比例する理由を、面積の概念を使って説明することもできます。以下に、この考え方を用いて説明します。

物体に一定の力をかけて、その物体をある速度まで加速させる場合を考えます。物体にかかる力が一定で、それにより速度が増加していくとします。このとき、加速度も一定です。速度-時間グラフを作成すると、原点から始まる直線になります。

このグラフ上で、速度が0からvvまで増加する時間間隔の面積を計算すると、三角形の面積として求めることができます。この三角形の面積は、物体が受け取る全仕事、つまり運動エネルギーの変化に等しいと考えられます。

三角形の面積を求めると、
面積=12×底辺(時間)×高さ(速度)\text{面積} = \frac{1}{2} \times \text{底辺(時間)} \times \text{高さ(速度)}となります。この場合、底辺(時間)は物体が0の速度から速度vvまで加速するのに要した時間であり、高さ(速度)は速度vvです。

物体の質量をmmとし、一定の加速度をaaとすると、力はF=maF = maと表せます。この力によって物体が動かされる距離をssとすると、物体に加わる仕事は
W=F×s=ma×sW = F \times s = ma \times sとなります。

さらに、一定の加速度下での距離の公式
s=12at2s = \frac{1}{2} a t^2を用いると、
W=ma×12at2=12ma2t2W = ma \times \frac{1}{2} a t^2 = \frac{1}{2} m a^2 t^2となります。ここで、at=va t = v(速度の定義)なので、
W=12mv2W = \frac{1}{2} m v^2となります。

つまり、速度-時間グラフ上の面積を考慮することで、運動エネルギーが速度の2乗に比例することを理解することができます。

出典:ChatGPT

速度の2乗がエネルギーになるイメージ

時速100Kmで走る車が時速200Kmまで加速するためのエネルギーは、エンジンが何回転も回って力を加えていった結果の運動エネルギーだにゃ。

やっぱり、にゃんこ腑に落ちにゃい。

やっぱり、腑に落ちる良い説明には、冒頭で触れたように3Dアニメで重さに速度と速度をかけたらエネルギーになることを表現するかにゃい。

この記事にたどりついたあなた様は、少なくとも学校の先生よりは賢くなるチャンスがあるにゃ。

大学受験レベルでは、公式を使えれば問題がにゃいので、試験日までの限られた時間の中でムダなエネルギーを使わないためには先生の言う通りにすべきだにゃ。

でも、文明を切り開いた偉人は、先生の言うことに疑問を抱いたあなた様のような人だにゃ。

太陽の放つ光が、植物を育て、動物の空腹を満たし、あなた様の空腹を満たし、今、あなた様の脳がそのエネルギーで、その光の力の源を探求しているにゃ。

今のところ、E=mc2乗のエネルギー法則に光の2乗が含まれていることを真に理解するためには、特殊相対性理論を理解するしかにゃいんだにゃ。

アインシュタインも、「なんか腑に落ちない」という疑問を探求した結果、腑に落ちる法則としてE=mc2乗の方程式を導きだしたにゃ。

距離=速さx時間

という学校で習う間違った概念の呪縛から抜け出したんだにゃ。

エネルギー=質量x光の速度の2乗

この真実に辿りつく、人の持つエネルギーの偉大さだけ、しっかりと認識して、今日一日、自分の成せることに全力で取り組むのが大事なんだよぉ〜。

いってらっしゃい。